自社ではなく競合他社をコンサル

私がサイト制作会社を利用したきっかけは、自分の務める会社のウェブサイトを構築するように上司に依頼されたことです。

私は地方の中小食品加工企業に務めているのですが、不景気の煽りを受けて注文数が減少傾向にありました。その中での打開策として、それまでは業者への卸しのみをしていた商品を、直販の形で自社でも販売していくことになったのです。

そのためにまずはウェブ上に直販サイトを立ち上げて、市場の反応を見ようというのが目的でした。それまでは自分の趣味のサイトを運営したりはしていましたが、ネットショップを作った経験がありませんでした。

だから、どのようなサイト企画にしたら、売上が上がるのかというようなノウハウも全くない状態です。

HTMLなどの知識は一般レベルまではありましたし、広告デザインなどを担当する部署が社内にあるため、サイトの形を作ること自体には何ら問題はなかったのですが、売上につながる高品質なウェブデザインとコンテンツが重要でした。

最初に「どんなレイアウトにしたら良いのか」と悩んで、同業他社のネットショップを覗いたりしながら研究はしてみましたが、具体的な方法がわからないままです。

そこで素材作成依頼の一環として、コンテンツやページ構成などのサイト分析を診断してもらえるサービスがあることを知り、それを利用して競合他社のサイトを調査してもらうことにしました。

調査後はその会社にサイト制作を依頼することになるのですが、「このようなサイト案でよろしいでしょうか。見積額はこちらです」と言われたら、「少々高いので、ベースデザインとヘッダー作成だけお願いします」と対応します。

当然、申し訳ない気もしますが、何より予算の都合上、全てをお任せというわけにはいきませんでした。そのため、改善すべきポイントを教えてもらった会社にはデザインだけはお願いして、ページの追加作業は自前でやり、何とか予算内でサイト制作が完了しました。